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Macのこと

超オールドマックを買い取った話(厳密に言えば、Macではない)

こんにちは。

今日は、とんでもないものを買い取らせていただきました。

Apple II 本体とDisk II ドライブ

Apple II です。実機です。しかもDisk IIまで載っています。

タイトルに「超オールドマック」と書きましたが、厳密に言えばこれはMacではありません。Macintoshが世に出るより前、Appleがまだ「Apple Computer」だった時代のマシンです。

店主の原体験は Macintosh LC

私が初めてMacに触れたのはMacintosh LCでした。1993年ぐらい、私が10歳の頃の話です。

白黒のブラウン管に、何をするのかもわからないデスクトップが現れて。アイコンが並んでいて、それが何を意味するのかもよくわからないまま、とりあえずマウスを動かしていました。

覚えているのは「まきがめ」をやったこと。うさぎが列車を進めていくのに合わせて、パズルを組み立てていくようなゲームだったと記憶しています。……たぶん。もう30年以上前なので、記憶の解像度はかなり粗いです。

正直、それ以外の記憶がほとんどありません。でも「Macという機械に初めて触った」という感触だけは、妙にはっきり残っています。

まさかこの時代に、Apple IIの実機を

そんな1993年スタートの人間が、2026年になってApple IIの実機を買い取ることになるとは、夢にも思いませんでした。

Apple II plus

こちらはApple II plus。1979年登場ですから、1983年生まれの私よりも年上です。

「この機種で何ができるんですか?」——そんな野暮なことは、もう考えません。

だって、見ているだけで美術品なんです。

ベージュの成型の質感。キーボードのカーブ。あのレインボーのリンゴマーク。実用品として設計されたはずなのに、40年以上経った今、置いてあるだけで空気が変わる。そういう存在感があります。

そして、めちゃくちゃ綺麗

今回いちばん感動したのは、実は状態の良さでした。

この年代のマシンは、たいてい黄ばんでいたり、割れていたり、どこかしら欠けているものです。でもこれは違った。明らかに大事に、丁寧に保管されてきたことがわかる状態でした。

前の所有者の方の性格が、40年以上の時間を超えて、モノを通じて伝わってくる。

これはもう、感動を超えてきます。

おまけに、Appleですらないやつも来た

NEC PC-8001

NEC PC-8001

Macじゃないどころか、Appleですらない。でもいいんです。この時代の空気を持った機械が、こうして一堂に会しているという事実がもう最高なので。

グリーンのファンクションキー、カタカナ刻印、そして「Personal Computer」という誇らしげなロゴ。日本のパソコン史そのものです。

あと30年、寝かせます

実は、いつかオールドMacを並べたマックカフェを開くのが夢です。

(マクドのカフェみたいになってるやん)

棚にApple IIが並んでいて、SE/30が置いてあって、コーヒーを飲みながらそれを眺められる場所。実際に触れる台が何台かあってもいい。

そのために、これはあと30年ぐらい寝かせようと思っています。

いや、気持ちの上ではそれぐらいの気持ちだ、という話です。実際に30年寝かせたら私は何歳になるんだという話ですが。

それでも、こういうものを預かるたびに思います。直すことも、次に繋ぐことも、この仕事の役目なんだなと。

大事にします。

それでは、また。

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※本記事は当時の記憶に基づいて執筆しており、機種名や年代に記憶違いが含まれる場合があります。あらかじめご了承ください。最新のサービス情報はお問い合わせ、または各サービスページをご確認ください。